レーシック難民とは？

貴方はレーシック難民と言われている言葉を知っているでしょうか？これはレーシックの手術後に、目や体など何らかの異常が出てきてしまっているのにも関わらず、その異常に対しての適切な治療を受けることが出来ずに、そのまま放置してしまっている状況の人を言います。
過去に銀座眼科にて起こったことがニュースになり、これは角膜炎の問題などが指摘され、現在ではレーザーを使った手術方法はもちろん、その他にも医療技術が進化してきていますので、大きなトラブルが発生することは少なくなりました。
ただ、レーシック手術以外で増えてきているのが、新しいトラブルです。

そしてそれらのトラブルというのは検査のデータには表示されないものとなります。
例えば、これまでとは違い目が疲れやすくなってしまった、頭痛が頻繁に起こる、目が乾きやすくなった、異物感がある、ドライアイが治らない、などといったトラブルです。
このような症状が見られるのにどんなに検査をしたとしても数値には表示されなく、医療機関では手のつけようが無い状態になってしまいます。

このような場合には、目薬などの対症療法をするしか今のところ対処法がありません。
このようなレーシック難民が出てきてしまう原因についてですが、手術を受けることによって視力が回復し、裸眼で遠くの物が見えるようになることで手術が成功していると思っている患者さんや医師が多いことが挙げられます。
当たり前のことですが、視力がよくなれば「それでOK！」というワケではありません。

どんなに遠くを見ることの出来る視力が１.５にまで回復をしたとしても、近くのものを見るのに支障を与えてしまうような状態では施術は成功とはとても言えません。
確かにレーシック手術は進化してきていますが、実際のところこのようなトラブルが発生していることは事実なのです。
実際にレーシックを受ける前には、医師の話をきちんと聞いて、少しでも不安はあるようでしたら諦めることも大切です。
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